麗しく些末な問題 / ピアス(ツートン)
15,000円(税抜)
16:55
帰路につく
遠く 近く 耳の奥で回転する
ひとつの事柄
印象がうすく
くだらない与太話
だが気になって気になって
しょうがない
何か重要で
美しく
価値あることなんじゃないかという思い
埃まみれの床
洗わずに重ねられた皿
鳴り続けるテレビジョン
鳥の群れ
朱色の雲
今日に幕がおりる
夜が目をあける
何を
考えて
いたっけ
◇素材
本体:Silver925、K10YG
ポスト・キャッチ:Silver925
◇仕様
ピアス(両耳)
◇サイズ
約H25mm×約W17mm
線径2.5mm
第四集
ー果実と星がめぐった日ー
過去未来に属さない
純なる「今」はどこにあるのか。
動物や虫や街や森や星たちの「今」は
どこで繰り広げられているのか。
それは紛れもなく日常のなか、
何でもない平凡な1日のなかで起こっている。
音もなく映し出される秘密のドラマがある。
人知れず過ぎていくいのちの躍動がある。
慎ましく緩やかな流れのなかに
ひどく暴力的な現実が映される時もある。
誰もが知っているが誰も目を向けない鮮烈な瞬間を見つめた時、
この世界は美しくかがやくだろう。
夜をこえて、悲しみをこえて、天体はぐるぐるまわり朽ちていく。
生命はみるみる実り熟していく。
世界はすべてを乗せてめぐっていく。